2013年03月11日
動物愛護センターにて
先週の金曜日、和歌山動物愛護センターで行われた
動物慰霊式に参列させて頂きました。
『共生』と書かれた慰霊碑の前に
センター職員や保健所、ボランティアのみなさん、ワンコたちが集まり
黙祷、献花を捧げました。
昨年、こちらのセンターに保護、持ち込みをされたのは
犬594頭 猫2280頭。
譲渡会で新しい飼い主さんと出会ったり、
無事元のお家へ戻ることが出来たりした仔はごく一部で
犬446頭 猫2220頭が殺処分となったそうです。
私は慰霊式に参列させて頂くのは今回初めてで
所長さんの慰霊の言葉を聞きながら、
涙が溢れそうになっていました。
献花の順番が来て、
「あなたたちが残してくれたこと胸に
あなたたちがまた生まれ変わって、
再び来たいと思ってもらえるような
命に優しい社会を目指して行きます」
私に出来ることは知れてるけれど…
動物たちから 「人社会っていいよな~♪」って言われるような
動物も人も安心して暮らせる未来であって欲しいと願う気持ちで
慰霊碑の前で手を合わせ、約束しました。
その時、慰霊碑の上の辺りから伝わって来たのは
たくさんの動物たちが笑ってるような、喜んでるような…
ざわざわ… とした感じ。
え 笑ってる…?
温かくて、賑やかな感じに少し戸惑いつつ
みんなも集まって来てるんや… と思っていると
こんな声がが聞こえてきました。
「私たちは幸せ。
ここからちゃんと還ることが出来たし
こうして手を合わせてもらってるんだから。
ただ ここにも連れて来られないで亡くなる命が
知られずに亡くなる命がたくさんある。。。ほら。」
と、遠くの方にもっとたくさんの動物たちがいる光景を
見せてくれてるようでした。
「だから私たちは幸せなのよ」
1年前くらいから、ボランティア登録をして、
時々「わうくらす」やイベントのお手伝いをさせて頂いてます。
実際に、職員の方々、ボランティア先輩方と
ご一緒させて頂き、色々お話を伺って、
そして手を取り合って懸命に取り組まれてる姿を見て、
人と動物の幸せな共生のため、
一つの命を救うため、守るため、
これだけ多くの方が動かれてるんだと知り、
ほんとうに感銘を受けました。
それまではずっと「辛い、かわいそう」と言う
気持ちになるものはあまり見ないようにして
避けてるところがあったり
ボランティアに携わりたいと思いながら
こんな自分がする、と言うのはどこか偽善にも感じて
踏み出せなかったり… してたんです。
でも みなさんと一緒に活動させて頂く中で
少しずつ考えは変わって行きました。
心を動かしてくれたお一人、
お世話になってるボランティアサークル
WITH DOG代表、和歌山県動物愛護推進員である
まあるさんのこの日のブログも是非読んで頂けたらと思います。
明るいその動物たちの声を聞いて、
溢れそうだった涙は流ることはありませんでした。
「視野を広く持って、事実を知ることを恐れないで」と
私に教えてくれたんだな、
そして、みなさんの深い想いは届いているんだ、と
感じていました。
和歌山動物愛護センターは
山に囲まれて景色もよく
アスレチックや広い芝生広場が隣接されていて
休みの日は色んなイベントが開催されたり、
家族連れで賑わう人気の場所です。
センターにはガチョウさんも
(挨拶するムーに 「グワッ グワッ」と一斉にみんなが答えてくれたので)
ぶたさんも
やぎさんもいます。
(お山のお散歩?タイム)
慰霊式の後、ムーとお散歩をしながら
多くの人が集まる場所であるのは、きっと
人と動物の幸せな共生を心から望まれてる
センターの職員の方々の愛情が溢れているからなんだな、
そう思いました。
慰霊碑の前での約束、守って行けるようがんばろうね。
【お知らせ】
動物愛護センターでは
3月20日、WAWフェスタ in スプリングが開催されます。
詳細はHPよりご覧ください。
ご家族、ワンちゃん揃って是非足を運んでみて下さいね。
最後まで読んで下さりありがとうございました
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
●アニマルコミュニケーションのセッションは
暫くお休みを頂いています。
メニューや料金の見直し後、再開させて頂きます。
どうぞよろしくお願いします。
お問い合わせなどはお気軽にご連絡ください^^
にほんブログ村
にほんブログ村
Posted by JJ at 00:05│Comments(0)
│日々のこと